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気づきを生かし、こころ整理して、人生右肩上がり

「頑張る」ことで抜けられない罠

日本人には「頑張ることがいいこと」という信念が、強力にしみついてる方が多いです。

 

もちろん、「頑張る」ことが悪いことなわけではないんですけれども。

「頑張る」ということについて、ちょっと書いてみたいと思います。

 

とあるクライアントさんですが、なんでも面倒に思って、億劫で、後回しにしてしまう癖がある方がいらっしゃいました。

 

行動すべてが面倒で、日常的な洗濯物干しや食器洗い、お風呂や歯磨き、果ては寝ることに至るまで、「面倒くさい」と思ってリビングで寝てしまうような感じでした。

 

コーチングでどんどん心の中が変わってきまして、面倒さ、よりも、出来ることでスッキリする気持ちを優先できるようになり、色んなことが早くやれるようになってきました。

 

ですが、セッションの中で聞いてみますと

「面倒だけれども、【頑張って】やっている」

「【頑張って】やっている、そんな自分が偉いと思う。」と言うのです。

なるほど。。。と思いました。

 

うちのコーチングでは『楽で、楽しくて、幸せ感じられるようになる』ことを目指しています。

冒頭で書いた通り、「頑張ること」が悪いことなわけは、もちろんありません。

必死で頑張って乗り越えることが、必要になるときもあるでしょう。

 

ただ、日常生活の中において、朝起きること、顔を洗うこと、歯を磨くことのように、毎日毎日ルーティンですることにまで、「めんどくさい」と思って「頑張らなくちゃ」って思いながらする必要があるでしょうか?ってことなんですね。

 

要するに、なにかを「頑張ろう」と思ってする時には、その前に、辛さやしんどさ、悲しさのような、【ネガティブな気持ち】が存在する必要があるのです。

ネガティブな思いがあるから「頑張る」が出てくる。

ネガティブな思いを燃料として、エネルギーに変え、「頑張った」という思いをご褒美にするんですね。

日常的な生活の中で、それをやっているとすると、いつまで経ってもネガティブさが抜けない、ネガティブな思いを捨てられない、ということなのです。

 

クライアントさんに、

「「やってしまった方が早くすっきりするからやってしまおう!」と思ってするのと

「めんどくさいなー」という思いが毎回ありながら「頑張ろう」と思いながらするのと、どっちがいいですか?」

とお聞きしましたら、やはり「前者がいいです」とおっしゃいました。

 

「頑張る」ではなく、「そうしたいからする」

そう思えるようになってくると、辛さ、しんどさがほぼ、なくなっていきます。

だからこそ、ほんとうにしんどい時や、頑張るべき時に、力を発揮できます。

 

ネガティブな気持ち、思いが、「いい・悪い」で分けたときに「悪い」わけではないですが、感じたときに気分がいいものではないので、感じない方がいい、ないほうがいい、ですよね。

 

ネガティブな気持ちが減る=穏やかな気持ちの時間が増える、プラス、持っている力、エネルギーをプスプスと駄々洩れさせずに、使いたい時に使えるよう蓄えることができる、というわけです。

 

「頑張る」のは本当に頑張るべき時、だけで、いいと思いませんか?

 

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苦手な人、パターンに潜んでいる過去の記憶

どうしても苦手な人、苦手なシチュエーション、パターンなど、ありませんか?

 

ある、女性のお話です。

その方は、不機嫌な方、怒ってる方がとても苦手でした。

そういう人を目の前にすると、悪いことをしているわけではないのに「自分が悪いからだ」と思ってしまったり、「何かしたかな」と、どこまでも自分のミスや不手際がないか、探しているのでした。

そして、不機嫌な人や怒ってる方の前で、固まってしまって話せない、逃げ出したくなってしまう、ということを繰り返していました。

 

その方にその状況の時に感じることを、よくよく聞いていくと、お父さんがいつも怒鳴っていて、家庭内がピリピリしていた、と。

言葉の暴力、身体的な暴力も、自分には向けられなかったけれども、他の兄弟にはあった、と言うのです。

「自分なんかより兄弟の方が辛かったと思うけど」と言いますが、幼い自分は、家庭内でいつもいつも怖い思いをしていて、逃げ場がなかったようなのです。

 

だから、不機嫌な人、怒っている人を前にすると、声を押し殺して泣いて怖かった記憶、ビクビク震えて、逃げ出したかったけど逃げられなかった、という小さな小さな無力な自分の記憶が蘇って、その時のまだ消化しきれていない感情が、出てきてしまうのです・・・。

 

また、とある別な女子の話しです。

その方は、学生時代にクラスメートに総スカンを食ったことがあり、いじめられたことがあるのです。

だから対人面で「自分は嫌われるのではないか」と思ってしまい、本当の自分を出せないのです。

ほんとはもっと仲良くなったり、近づきたいと思っているのに、どうしても、できない。

やはり、過去の記憶が、どうしても邪魔してしまって、先入観となって上手くいかない現実となってしまうのです。

 

他にも、女性となかなかうまくいかない、とか、目上の人にどうしても歯向かってしまう、とか、、、、

男性が怖い、という方も・・・。

 

上手くいかない現実の裏には、幼い頃に言われた一言や、関係した人の影響、親から無理矢理言うことをきかされた過去など、なにがしかの記憶が確実にあって、悪影響を与えてしまうようなのです。

 

対人面以外にも、チャレンジしたいのに、出来ない、などという時もそうです。

昔失敗した記憶が強烈に残っていて、そのシーンが思い出されてしまって、「失敗するのではないか」と思ってしまうから、出来ない、ということもあります。

 

思い出したくないほど嫌な思いをすると、記憶から消してしまおう、忘れようとするんですよね。

嫌だから、当然ですよね。

 

でも、その時感じた感情がそのまま残っていると、未浄化な感情となり、浄化していないので、記憶から消したように思っても、いつまでも無意識のレベルでくすぶり続け、消えてはいないのです・・・

そして、似たような状況になった時に、勝手にその時の記憶が蘇ってきてしまい・・・

過去のことが、今起こってるかのように、感じてしまうのです・・・

 

過去の記憶が障害となってしまい、固定観念や思い込みとなって、邪魔してしまうんですよね。。。。

 

前述の様々な例のように、上手くいかないことも、もし乗り越えることを望むなら、コーチングセッションを通して、乗り越えて解消していくことは、可能なんです。

 

柔らかい心が、傷ついてしまい、「もう二度と思い出したくない」と、気持ちに蓋をしてしまっている状態、なのですが。。。

 

コーチがついていますので、ご一緒に、その辛かった過去の自分に、今の自分が声をかけてあげて、気持ちが晴れるまで、感情が浮かばれるまで、癒してあげるのです。

 

そうするとですね・・・

不思議なことに、勝手に人間関係が変わってきます。

失敗を恐れる気持ちがなくなり、やりたくなってきます。

 

最初の例の、不機嫌な人、怒ってる人に委縮してしまう、怖くて固まってしまう方は、コーチングセッションを通じて、もう、怒ってる人が目の前にいても、自分が悪い、なんて思わなくなり、怖さもなくなって、対応できるようになりました。

 

まだまだ痛すぎて、感じることも難しいくらいですと、まだ乗り越える時期ではないですね・・・。

無理をすることはありません。

 

その、昔の過去の自分のこと、感情は、『インナーチャイルド』とも呼ばれていますね。

または『アダルトチルドレン』といって幼少期の家庭環境から悪影響を受け、大人になっても特定の物事がうまくいかない、という現象もあります。

 

ですが、アダルトチルドレンまではいかなくても、過去の上手くいかなかった記憶や、過去に感じた嫌な感情が邪魔をしてしまうことは、どんな人にでも起こりえること、でもあります。

 

そんな、感じたくもない思いを、勇気をもって感じようとし、自分と向き合い、その時の感情を癒してあげられた時、本当に楽になって、変わっていきます。

 

コーチのわたしも、一緒にお聞きしていって、ご一緒に乗り越えていきます。

コーチも一緒に泣いてしまうことも多々ありますね。。

自分一人で乗り越えることは困難でも・・・コーチがいることで心強い、って言っていただいてます。

わたしにとっても、辛かった方が明るくなって楽しく毎日暮らしていけることが、本当に自分のことのように、嬉しいことです。

 

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他人と比べてしまって辛い

他人と比べてしまって辛い方は、割と多くいらっしゃいます。

クライアントさんでも、ほぼ全員が、最初はそういう感覚を持っているようです。

 

そもそもは家庭環境とか、学校、職場などで比較されてしまうことが原因ですね。

比較されて嫌な思いをしながら、自分が少しでも優位か、とか、考えることが身についてしまってるんです。

 

癖なので、無意識でやってるんだと思います。

でも、よくよく考えていただけば、みんな生まれた日も、育った場所も、親兄弟も、性格も、持ってるものも、経験したことも、出会った人も、全部、みんな違うのですから、一律に並べてみて比べたって、意味のないこと、なんですよね。

 

頭では「やっても意味がないことだ」と分かっているという方もいらっしゃるかと思いますが。

わかってても、やってしまい、嫌~な気分になって、自分はダメだ、って思って、の繰り返し。

辛いですよね。

 

人と比べる、比較すること自体は、何も悪いことではないです。

他人と自分との違いを認識して、個性を把握したり、自分の習得の程度を知ることもできますし。そのこと自体は何も問題ないんですけど。

「ダメだ」と思ったり、「自己否定してしまう」ことが、自分にとっては何の役にも立たないし、無駄ですし、気分悪いから不要なことですよね。

 

他人と比べてしまって辛い方でも、どなたでも直そうと思えば癖は直せますよ。

自分と向き合うことです。

自分の好きなこと、得意なこと、自分の特性などをよーく見ていきます。

よーく見ていきながら、やりたいことをやっていきます。

やりたいことをやっている自分を、自分自身が褒めていきます。

 

または、比較していることそのものを、よく感じていきます。

そうすると、意味のないことをやっている、ということが、はっきりわかってきます。

ほんとに分かってくると、やらなくなってくるんですよね。

 

コーチングではそれをシステマチックにやっていきます。

コーチがコーチングでフォローバックしていきます。

自分との向き合い方、認知の歪み、というものも、コーチとご一緒に見ていくから、しっかり向き合えるようになり、認知の歪みも修正できます。

 

繰り返し、繰り返し、なんですけどね。

じっくり向き合うこと。これが、変わるんですよ。

 

まず、自信がついてきますね。自己肯定感、自己有用感、自己効力感などが上がります。

人とは違う「自分」というものの輪郭がはっきりしてきて、「自分軸」が出来てきます。

他人と比較することがなくなると、すんごい楽ですよ。

意識の無駄遣いが減り、疲れなくなってきます。

 

わたし自身も昔は他人と比較して、すごく嫌な気持ちを味わってきた人間ですが、もう今は、「比べるってなに?」くらいに、いい意味で自分中心です。

特に、公務員を辞めてからその思いは強くて、コーチングとフェルト制作をやっているんですが、同じような人に会ったことがないので、もう完全に比較するっていうのは自分の中にはないですね。

 

もちろん、あの方はいいな~とか、羨ましい気持ちになったり、自分はまだまだだな、って思うこともありますけれど、人を見て思うことをすっかりなくすことはなくて、むしろ自分が感じていることをしっかり受け止めて、そういう思いをバネにしていくことも大切かと。

自分が感じていることと、いかに向き合い、どう生かしていくか。

それ次第ですね。

 

人間関係に大切な二つの「き」

今日で東日本大震災から13年ですよ。

あれからそんなに経つんですね。

あの頃は、日本国中「絆」を持って頑張ろう、と「絆」を謳っていましたね。

本日のタイトル【人間関係に大切な二つの「き」】の一つが、『絆』と思われた方もいらっしゃるでしょうか?

絆も大切ですけどね。。。

人間関係の関係性が深まってきたときに、大切なものではありますが。。。

 

本日のブログの「き」は『絆』ではありません。

どんな関係性においても大切な、二つの「き」なんです。

 

一つ目は「距離感」。

親子、夫婦、親族、友人、職場の人間関係などなど、どんな人間関係においても、適切な距離感を取れば、たいがいはなんとかなる、と、わたしは考えています。

 

最近、親族間のトラブルの記事を読みました。

なかなか誰にも相談できなくて、悩みを抱え込んでしまいがち、と記事には書いてました。

たしかに、誰かに話したところで、身内の恥を晒すようですし、積もり積もった思いもありそうで、なかなか厄介な問題ではあると思います。

でも、親族間においても、どうやって介入されないようにするか、自分を守っていくか、というところだろうと思います。

親子間の問題でも、親子だからって、しょっちゅう顔合わせる必要もないですし。

会いたくなければ会わなきゃいいし。

会わなくて、気分がよいのなら、それが適切な距離感だろうと、思いますよね。

 

距離感、と、一言で言っても、一言では言い表せない空気感や関係性があります。

近ければいいとか、遠かったらだめとか、そういうものでもないですし。

一概に言えないので、その都度その都度、相手をお一人おひとり、考えていく必要があるものですね。

そして、単純なものでもなくて、、、

関係性に紐づいている観念や、思い込みが、適切な距離感を取るのを妨げていたりしますし。

セッションでは、その「思い」から、まずは見ていきます。

 

二つ目は、「嫌わない」ということ。

「無理~!」と思いましたか?

関係性を継続していきたい時、または、関わらないわけにはいかない時、ですよ。

相手を嫌いでもいいんです。

相手の前で、嫌いなそぶりを見せなければいいのです。

そして、嫌いな人ほど遠ざけないことですね。

職場の人間関係などでは、本当に大事なことです。

 

嫌いだと、どうしても顔も見たくない、と遠ざけてしまいがちなんですが、不思議なもので自分が嫌っていると、相手にはなんとなく、伝わってしまうものです。

相手は何となく自分を嫌いだと感づいてしまうので、遠ざけてしまうと相手も遠ざかり、相容れない「溝」が出来てしまうのです。

溝ができると、なかなか埋めるのは大変、ちょっとの話でも、しづらくなってしまいます。

そして、ますますやりづらくなり、関わらないといけない場面において、自分自身が困るのです。

 

Irieのコーチングでは、クライアントさんの個性、性格、感じること思うことから、対象となるお相手お一人お一人をご一緒に見ていきます。

広く浅く、適度な距離感を取ることが得意な方でも、恋愛関係や、夫婦関係など、親密な関係や、近づいていき仲良くなるのが、苦手な方もいらっしゃいますから、人それぞれです。

距離感は、人によって変える必要があるものだし、その人それぞれの性格があり、相手の性格、思いがあり、と、本当に正解のないものです。

正解のない中、何が正解かと言えば、、、

「自分自身が気分良くHAPPYでいられるか」

それだけなんですよね。

 

セッションでは、クライアントさんの感じる「気持ち」をお聞きしながら、心地よい人間関係を築けるお手伝いをさせていただいております。

「旦那のことが嫌いで考えたくもない」

「職場の上司が嫌いで本当に嫌」

「お義母さんが本当に難しい人で・・・」

そう言ってたクライアントさんでも、自分の思い、意識、取っている行動を客観的に見ていきながら、ご一緒に対処していくことで、本当に、関係性が変わってきます。

関係性が変わってくると、気持ちも変わります。

「あんなに嫌いだったのにね~」と笑って言えるくらい、嫌な気持ちがなくなっていきます。

 

客観的かつ捉われのないニュートラルな視点から、いつでも見守っているコーチの存在は、心強く、いつでもその方にとっての一番の味方なんですよ。

 

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「思い」という種が育つ「こころ」の土壌や環境を作り、整備する

本日のブログは前回のブログに引き続き、Irieのコーチングの根幹をなす考え方をご紹介します。

 

「思考は現実化する」というナポレオン・ヒルの有名な言葉がありますね。

或いは「原因と結果の法則」、ジェームズアレンの名著です。

ブログタイトルは、Irieのコーチングでしていること、であり、それらの名言、名著を言い換えた形に近しいかなと思います。

 

最近のことですが、たまたま、ある方の言葉を耳にしたのです。

 

「女子は本当に難しいですからね~。ややこしい人間関係も一度は通っていかないといけないですよね~。本当に女子ってね~いやだあ~」と言ってたんですけど。。。

わたしは「あーやっぱりね」と思ったんです・・・・。

 

人のことは言えないんですよ。

以前は私もそう思ってましたから。

 

その方は非常に女子っぽい方で、わたしにとってはちょっと付き合いにくそうな方と見えていました。

 

「女子は面倒」「女子は難しい」と思って女子と接する、その方自身が同姓に心開かず、女子に対して疑心暗鬼で、裏表ある人に、なってしまってるんだと思うんです。

 

実際問題、女子が難しいか、というと、正確には「難しい」人もいれば、「難しくない」、要するに「さらっとして付き合いやすい」「人としてとてもいい人」も間違いなくいますよね。

学生時代などに同姓の友人関係で苦労すると、強力に「女子は難しい」という思いを持ってしまうと思いますし、実際その時はそうだったと思うのですが、大人になると皆いろんな経験を経て、精神的にも成長、成熟してきて、変わってくるものですしね。

だから、その「女子って難しい」は【思い込み】と呼ばれるものになってしまって、思い込みを思いこんでいるその本人が、こころの土壌となる原因を作ってしまうんですよね。

 

わたしはその思いを手放してみて、女子達との付き合い方や世界観がまるで変わったので、「自分自身が現実を創ってたんだなー」ってしみじみ思いました。

思いこみを手放しただけで、ほんとうに同姓と、気楽に付き合えるようになったんです。

 

タイトルにある、【「こころ」の土壌や環境を作る】上で、Irieのライフコーチングでまずやっていることは、「女子は難しい」のような「思い込み」や「固定観念」「囚われ」などを、思い込みや固定観念の存在しない状態=ニュートラルに戻していくことをします。

 

戻していく、と言いましたのは、そもそもおぎゃーと生まれ落ちた赤ちゃん期には「思い込み」など存在しないからです。

成長過程の、ネガティブな経験の中で「思い込んで」いってしまいます。

 

以前、こんな方がいらっしゃいました。

その方は父親に罵倒されて育った、要するに言葉の暴力、虐待を受けてきたのです。

ちなみに、虐待された方の多くは、自分は虐待されている、なんて思ってないですからね・・・。

家庭内は密室であり、他の家庭となかなか比較できないので、こういうものだと思ってしまうんです。

なので、「自分がよくない子だからだ」とか「ダメなのは私」と思ってしまうんですけど。。。

それ自体も思い込みなんですが。。。

 

そしてその方はお父さんから受けた仕打ちから「男は女を批判するもの」という思い込みを強力に持ってらっしゃいましたね・・・。

だから、男性との人間関係、ことに恋愛関係で全くうまくいかなかったのです。

 

じっくりセッションの中でコーチと話し合い、

父親という『男性』から批判される経験を、たしかにしたけれども、だからと言ってすべての男性からそうされてきたか?

などを身近に接している男性から、じっくり感じ、見ていったりしながら、思い込みであったことに少しずつ気づいていっていただく。

そうか、思い込みだったんだ・・・と気づいてきたときに、好きな人が出来たりして。

人に抵抗感がなくなっていく。どんどん人が、人間が好きになって行く。。。

その方は、そうなっていきましたね。

 

ほかの思い込みなどの例として、

「母親は娘に干渉してくるもの」とか

「良いお母さんでいなければいけない」とか結構多そうですね・・・。

 

「人には平等に接しなくてはいけない」

「愚痴を言ってはいけない」なんかもそうです。

 

お金に関することも思い込みが強い方は多いですね。

「金儲けは汚い」みたいに思ってる方も多いでしょうし、「誰かが得をした分、誰かが損をする」みたいに思ってる方もいらっしゃるかも。

 

思い込み、って『思い込んで』いて、その思いがあることにすら気づけない。

自分一人では気づくことがかなり難しいのです。

 

クライアントさんなどは「思い込みだった」と気づいた瞬間、

「え???これって当たり前じゃないんですか?」

「みんなそう思ってるんじゃないんですか??」

「どこの親もそうなんじゃないんですか?」って、びっくりするんですよね。

そのくらい、当たり前のこと、というように、自然に思いこんでいるのです。

 

現実が変わらない原因の一つです。

 

「本当に望む思い」という「思いの種」を持つ前に、思い込みや固定観念というものを手放し【「こころ」の土壌や環境を作る】ことがまず大切。

 

『こころ』を庭に例えると、『思いこみ』は雑草かな?『固定観念』は粗大ごみかな?

コーチングセッションでは、

こころの成り立ちは、自然の事象や物理現象に非常に似ているので、こころを「庭」や「部屋」や「沼」に例えることが多いですね。

 

そして、こころが整ってくると、こころだけでなく、自分の部屋もきれいに保てるようになってくるのです。

不思議なんですけどね。

 

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人生の三角形のバランス

今日はIrieのライフコーチングの根幹となる、誰もが幸せに、豊かになっていく、考え方をお知らせしたいと思います。

 

例えば、社会的に成功して、大富豪で、大金持ちで、フェラーリに乗ってどんな高級ブランドでも買える方が、家庭的には恵まれず、孤独で、非業の死を遂げたりしてしまうことがありますよね。

 

もしくは、家庭的には多子世帯で、孤独や寂しさとは無縁かもしれないけれど、経済的には恵まれず、いつもお金に困っている方も、いらっしゃるかもしれません。

 

趣味に生きて、推しメンがいたり、アニオタだったり、休みの日のは全国を駆け回っていたりしてエンジョイしているけど、仕事では我慢の連続だったり、月給を全て趣味につぎ込んでしまったりして、恋人もできず、とにかく家事もせず生活を忘れるかのように打ち込んでらっしゃる方もいらっしゃるのかも、しれません。

 

一つのことでは、幸せには思えるかもしれませんし、それで満足、と言われればそれまでだとは思いますが。

ただ、本当に満足感、安心感に満たされ、豊かか、と考えたときに、どうでしょうか。

 

上記の方々は、例は違えど、三角形のバランスが悪いのです。

 

その三角形とは、【自分の人生のバランス】という三角形です。

 

要は

〇個人生活面・・・趣味、嗜好、旅行などの個人的な楽しみなど

〇社会生活面・・・仕事、収入、肩書、友人など、社会に属している自分のこと

〇家庭生活面・・・食事、睡眠などの基本的な生活、家族、ペットなど含む生活の営み

という、3つの分野において、満足度の度合いの三角形を描きます。

その、三角形のバランスのことなんです。

 

最初はその分野の頂点を結んだ三角形が、小さくてもいいのです。

少しずつ、少しずつ、それぞれの分野の満足度を上げていこうとすることで、豊かさ、満足感、幸福度は上がります。

 

Irieのコーチである私自身、2015年に公務員を辞め、2016年に個人で開業し、社会面のジェンガを崩して、また、少しずつ少しずつ積み上げてきています。

 

社会面のジェンガだけを崩したようでいて、仕事を変え、生活する場を変えることは、生活の根幹をなすものであるので、他の分野もバランスが崩れるものです。

 

ですから、通常、全てを崩して一から始めるやり方はおすすめはしませんね笑

ぶっちゃけ、結構、大変ちゃ大変です。

 

わたしの場合は、若い頃から

「子供が大きくなって、やりたいことやれるようになったら、自分自身が生かせることでほんとうにやりたいことをやっていこう」って決めていたんです。

 

それと、好奇心が旺盛なのと、行動力と勇気があるとよく言われるので、あんまり怖いものがない、ということと、どこか、なんとでもなる、と思える方なんですね。

実際、なんとでもなっているし笑

コーチングのおかげで、楽観的かつ前向き、でしょうね。

 

だから、今、やりたいことで、少しずつ少しずつ大きくしていってること自体が、すごくいいなあ~って自分では思っています。

 

そして、個人面や家庭面も、バランスが崩れたようでいて、そもそもあったものはそのまま積みあがっていますので、またその三角形のバランスを取っていくだけです。

 

まずは三角形のバランスが大事、ということ。

そのほか、

【お金とそれ以外のこと】

【自分のことと自分以外との人付き合いのこと】

【仕事とそれ以外の個人的なこと】など、

楽しく豊かに生きる上で、やっぱりすべては『バランス』が大事となってきます。

 

まだまだ、わたし自身、道半ばではありますが、わたしの歩んできた道の中で、お伝え出来ることって相当ありますので、生きづらい方や、悩んでいる方、これからの人生を変えていきたい方などなど。。。お役に立てるかとは思います。

経験してきたこと一つ一つを実感に変え腑に落としていますので、言葉で伝えることが可能です。

 

その方の性質や、性格、または、環境、状況、、、

「感じること」「考えること」をお聞きしながら、あらゆる面から少しずつ少しずつ、できることをやっていきます。

立ち止まっていた時には何も変わらなかった状況が、すこしずつやっていく中で状況が動き始めますので、アレアレ??って感じでよくなっていきます。

不思議なものなんですけどね、「なんとかしたい」とか「こうなりたい」と思えること自体が、状況を打破していけるもの、なんです。

その『思い』の後押しをしたり、こっちだよ、って手をひいてあげるのが、わたしの役割です。

 

実際、我が息子君の話しで恐縮ですが、彼はまだ20代後半ではありますが、最初はベンチャー系の企業に入り、そのあと、そこで誘われた方々と起業の創業メンバーとなり、頑張ったのですが、なかなか業績が上向かず・・・・という経験をしています。

まー、ほんとうに、大変でした。書き出すと長くなるので割愛しますが。

そして、いま、大企業に転職して大成功。

ボーナスは最高のインセンティブをいただき、年間収入が2倍、新しい彼女もできました笑

息子がやりたいように、見守ってきていますが、要所要所で、母として、またはコーチとして、息子の性格や特性、状況など考え、助言したり、息子の考えていることなどを聞いて理解して、しんどいときも一緒に励まし、共に助け合ってきました。

なにか、選択するたびに良くなっているので、「お母さんのお陰やろ」と、わざとわたしは言っていますが、息子はうなずいていますね。

自分以上に、大切な存在ですから、命かけて守ってますからね。

 

ちなみに、クライアントさんも収入激増です。

他の方の人生もよくなっていってるので、わたしのこれからの人生、ワクワクしかないです

 

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あなたの辛さは、どこから?

もしも、あなたが、友達と比べてしまって、劣等感を感じ、自分なんて、と思ってしまって辛かったとしたら。

 

「比較意識」というものに捉われているのかもしれませんし、自尊心が低く自分を大事に思えないのかも、しれません。

 

もしもあなたが、過去に失敗したことを今も思い出して辛いとしたら。

 

自分が自分を責め、罪悪感を持っているのかもしれません。

 

もしも、あなたが、容姿をいつも誰かに見られてる気がして恥ずかしい、一人で外出もできなかったとしたら。

 

自分に自信がなく、「自意識過剰」になっていて、自意識に捉われているのかもしれません。

 

もしも、あなたが、必死になって働いて休みも返上して疲れていて辛いとしたら。

 

劣等感や優劣思考から「頑張らなければならない」「このくらいはするべき」と、自分に厳しくしすぎ、なのかもしれませんし、他で雇ってくれるところはない、と、転職できる自信もなく、会社の言いなりになっているのかも、しれません。

 

もしも、あなたが、上司や知人に見下してくる方がいて、辛いとしたら。

 

あなたの中にも差別意識があったり、上下意識があるのかもしれません。

 

もしも、あなたが、職場の人間関係がうまくいかず、辛いとしたら。

 

自分から心開かず、コミュニケーションから逃げていたり、好き嫌いで人を判別していることがあるのかもしれません。

 

もしも夫婦でいつも喧嘩したり、会話もなく、不仲だったとしたら。

 

相手ばかりを責め、相手の過ちを赦してなかったり、自分から謝れなかったり。夫婦間で競っていたり。

そもそも、自分自身に合わない相手を選んで、苦労しているのかもしれません。

 

もしも、あなたが、友達がいなくて寂しい、孤独感を感じていたとしたら。

 

あなた自身のプライドが高かったりして嫌われるのを恐れたり、人を恐れ、自分から人の懐に入って仲良くなることを避けているのかもしれません。

 

もしも、あなたが沢山の人の中にいるのに、疎外感を感じて辛いとしたら。

 

自分が自分を好きではないから、嫌われてる、仲間に入れてもらえるはずがない、と思っているのかもしれません。

 

もしも、あなたが、子ども自身が悩んでいる悩みで、辛くなってるとしたら。

 

子ども、という自分とは違う一人の人間との、境界線がきちんと引かれていないのかもしれませんし、従属的に子どもをみているのかも、しれません。

 

もしも、あなたが生きること自体しんどい、なにもかも苦しいとしたら。

 

あなたの中にある、過去の記憶から、現在まで、心の中を浄化する必要があるのかもしれません。

 

 

辛いとき、苦しいとき。

状況的に厳しい、周囲の環境がよくない、ということもあるとは思いますが。

同じことがあったとしても、みんなが、すべての方が同じように感じる、わけではありません。

辛そうに見える状況でも、強く、毅然としていられる人もいますし、明るくいられる方も、います。

 

ですから、辛さというものの原因は、【自分の内側にある】ということです。

 

ものの見方、捉え方、自分との向き合い方。

過去の記憶や、経験から思い込んでしまったり捉われてしまっている意識。

ずっと比較されてきた、否定されてきた。

競争させられた、自分の選んだものが許されなかった。

親に土足で踏み込まれ、いいなりになり、自分で決めることが出来なかった。

 

ずっと重い荷物を背負って、生きてきて、重さを感じていませんでしたか。

心で感じていることは、すべて、自分が感じて生み出しているものです。

 

あなたが望むのなら、自尊心は高められます。

あなたが望むのなら、自信はつけられます。

あなたが望むのなら、優劣や上下などの比較意識や、差別意識という二極思考を柔軟な思考に変えていけます。

あなたが望むなら、人と違っていたとしてもブレない自分軸をもち、他者との境界線を守って、好きな人はもちろん、苦手な人でも、どんな人ともうまくやれるように、なります。

親子、夫婦が仲良くなります。好きな人と、上手くいきます。

コミュニケーションが変わり、相手も変わり始めます。

 

そして、不安や恐怖、罪悪感や劣等感、疎外感、孤独感、優越感、プライド。

過去の嫌な記憶、やる気のなさ、めんどくささや投げやりな気持ち。

未来に希望が持てない、楽しくない。

自分の中にある不平不満、苦痛、しんどさ。

 

自分が何とかしたいと思えるのなら。

どんなものでも、変えていけます。

 

「自分が変わる」というのは、自分の中にある、心の障害となるもの、要らない思い、思い込み、親から埋め込まれた考え方、そのようなものを【捨てていく作業】です。

知識を付けたり、足りないものを補う、足していく、のではありません。

 

あなたがもともと持っている素敵な部分についてる泥や曇りを、取り払う作業です。

要らないものを捨てるんです。はびこっていた重い荷物を降ろします。

 

軽くなります。楽になります。やる気が出て楽しくなります。

幸せ感じられます。

 

本来のあなたらしさを、わたしが引き出します。

 

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