こころ豊かに楽しく生きるために irie-mentalsupport

気づきを生かし、こころ整理して、人生右肩上がり

「思い」という種が育つ「こころ」の土壌や環境を作り、整備する

本日のブログは前回のブログに引き続き、Irieのコーチングの根幹をなす考え方をご紹介します。

 

「思考は現実化する」というナポレオン・ヒルの有名な言葉がありますね。

或いは「原因と結果の法則」、ジェームズアレンの名著です。

ブログタイトルは、Irieのコーチングでしていること、であり、それらの名言、名著を言い換えた形に近しいかなと思います。

 

最近のことですが、たまたま、ある方の言葉を耳にしたのです。

 

「女子は本当に難しいですからね~。ややこしい人間関係も一度は通っていかないといけないですよね~。本当に女子ってね~いやだあ~」と言ってたんですけど。。。

わたしは「あーやっぱりね」と思ったんです・・・・。

 

人のことは言えないんですよ。

以前は私もそう思ってましたから。

 

その方は非常に女子っぽい方で、わたしにとってはちょっと付き合いにくそうな方と見えていました。

 

「女子は面倒」「女子は難しい」と思って女子と接する、その方自身が同姓に心開かず、女子に対して疑心暗鬼で、裏表ある人に、なってしまってるんだと思うんです。

 

実際問題、女子が難しいか、というと、正確には「難しい」人もいれば、「難しくない」、要するに「さらっとして付き合いやすい」「人としてとてもいい人」も間違いなくいますよね。

学生時代などに同姓の友人関係で苦労すると、強力に「女子は難しい」という思いを持ってしまうと思いますし、実際その時はそうだったと思うのですが、大人になると皆いろんな経験を経て、精神的にも成長、成熟してきて、変わってくるものですしね。

だから、その「女子って難しい」は【思い込み】と呼ばれるものになってしまって、思い込みを思いこんでいるその本人が、こころの土壌となる原因を作ってしまうんですよね。

 

わたしはその思いを手放してみて、女子達との付き合い方や世界観がまるで変わったので、「自分自身が現実を創ってたんだなー」ってしみじみ思いました。

思いこみを手放しただけで、ほんとうに同姓と、気楽に付き合えるようになったんです。

 

タイトルにある、【「こころ」の土壌や環境を作る】上で、Irieのライフコーチングでまずやっていることは、「女子は難しい」のような「思い込み」や「固定観念」「囚われ」などを、思い込みや固定観念の存在しない状態=ニュートラルに戻していくことをします。

 

戻していく、と言いましたのは、そもそもおぎゃーと生まれ落ちた赤ちゃん期には「思い込み」など存在しないからです。

成長過程の、ネガティブな経験の中で「思い込んで」いってしまいます。

 

以前、こんな方がいらっしゃいました。

その方は父親に罵倒されて育った、要するに言葉の暴力、虐待を受けてきたのです。

ちなみに、虐待された方の多くは、自分は虐待されている、なんて思ってないですからね・・・。

家庭内は密室であり、他の家庭となかなか比較できないので、こういうものだと思ってしまうんです。

なので、「自分がよくない子だからだ」とか「ダメなのは私」と思ってしまうんですけど。。。

それ自体も思い込みなんですが。。。

 

そしてその方はお父さんから受けた仕打ちから「男は女を批判するもの」という思い込みを強力に持ってらっしゃいましたね・・・。

だから、男性との人間関係、ことに恋愛関係で全くうまくいかなかったのです。

 

じっくりセッションの中でコーチと話し合い、

父親という『男性』から批判される経験を、たしかにしたけれども、だからと言ってすべての男性からそうされてきたか?

などを身近に接している男性から、じっくり感じ、見ていったりしながら、思い込みであったことに少しずつ気づいていっていただく。

そうか、思い込みだったんだ・・・と気づいてきたときに、好きな人が出来たりして。

人に抵抗感がなくなっていく。どんどん人が、人間が好きになって行く。。。

その方は、そうなっていきましたね。

 

ほかの思い込みなどの例として、

「母親は娘に干渉してくるもの」とか

「良いお母さんでいなければいけない」とか結構多そうですね・・・。

 

「人には平等に接しなくてはいけない」

「愚痴を言ってはいけない」なんかもそうです。

 

お金に関することも思い込みが強い方は多いですね。

「金儲けは汚い」みたいに思ってる方も多いでしょうし、「誰かが得をした分、誰かが損をする」みたいに思ってる方もいらっしゃるかも。

 

思い込み、って『思い込んで』いて、その思いがあることにすら気づけない。

自分一人では気づくことがかなり難しいのです。

 

クライアントさんなどは「思い込みだった」と気づいた瞬間、

「え???これって当たり前じゃないんですか?」

「みんなそう思ってるんじゃないんですか??」

「どこの親もそうなんじゃないんですか?」って、びっくりするんですよね。

そのくらい、当たり前のこと、というように、自然に思いこんでいるのです。

 

現実が変わらない原因の一つです。

 

「本当に望む思い」という「思いの種」を持つ前に、思い込みや固定観念というものを手放し【「こころ」の土壌や環境を作る】ことがまず大切。

 

『こころ』を庭に例えると、『思いこみ』は雑草かな?『固定観念』は粗大ごみかな?

コーチングセッションでは、

こころの成り立ちは、自然の事象や物理現象に非常に似ているので、こころを「庭」や「部屋」や「沼」に例えることが多いですね。

 

そして、こころが整ってくると、こころだけでなく、自分の部屋もきれいに保てるようになってくるのです。

不思議なんですけどね。

 

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