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他人と比べてしまって辛い

他人と比べてしまって辛い方は、割と多くいらっしゃいます。

クライアントさんでも、ほぼ全員が、最初はそういう感覚を持っているようです。

 

そもそもは家庭環境とか、学校、職場などで比較されてしまうことが原因ですね。

比較されて嫌な思いをしながら、自分が少しでも優位か、とか、考えることが身についてしまってるんです。

 

癖なので、無意識でやってるんだと思います。

でも、よくよく考えていただけば、みんな生まれた日も、育った場所も、親兄弟も、性格も、持ってるものも、経験したことも、出会った人も、全部、みんな違うのですから、一律に並べてみて比べたって、意味のないこと、なんですよね。

 

頭では「やっても意味がないことだ」と分かっているという方もいらっしゃるかと思いますが。

わかってても、やってしまい、嫌~な気分になって、自分はダメだ、って思って、の繰り返し。

辛いですよね。

 

人と比べる、比較すること自体は、何も悪いことではないです。

他人と自分との違いを認識して、個性を把握したり、自分の習得の程度を知ることもできますし。そのこと自体は何も問題ないんですけど。

「ダメだ」と思ったり、「自己否定してしまう」ことが、自分にとっては何の役にも立たないし、無駄ですし、気分悪いから不要なことですよね。

 

他人と比べてしまって辛い方でも、どなたでも直そうと思えば癖は直せますよ。

自分と向き合うことです。

自分の好きなこと、得意なこと、自分の特性などをよーく見ていきます。

よーく見ていきながら、やりたいことをやっていきます。

やりたいことをやっている自分を、自分自身が褒めていきます。

 

または、比較していることそのものを、よく感じていきます。

そうすると、意味のないことをやっている、ということが、はっきりわかってきます。

ほんとに分かってくると、やらなくなってくるんですよね。

 

コーチングではそれをシステマチックにやっていきます。

コーチがコーチングでフォローバックしていきます。

自分との向き合い方、認知の歪み、というものも、コーチとご一緒に見ていくから、しっかり向き合えるようになり、認知の歪みも修正できます。

 

繰り返し、繰り返し、なんですけどね。

じっくり向き合うこと。これが、変わるんですよ。

 

まず、自信がついてきますね。自己肯定感、自己有用感、自己効力感などが上がります。

人とは違う「自分」というものの輪郭がはっきりしてきて、「自分軸」が出来てきます。

他人と比較することがなくなると、すんごい楽ですよ。

意識の無駄遣いが減り、疲れなくなってきます。

 

わたし自身も昔は他人と比較して、すごく嫌な気持ちを味わってきた人間ですが、もう今は、「比べるってなに?」くらいに、いい意味で自分中心です。

特に、公務員を辞めてからその思いは強くて、コーチングとフェルト制作をやっているんですが、同じような人に会ったことがないので、もう完全に比較するっていうのは自分の中にはないですね。

 

もちろん、あの方はいいな~とか、羨ましい気持ちになったり、自分はまだまだだな、って思うこともありますけれど、人を見て思うことをすっかりなくすことはなくて、むしろ自分が感じていることをしっかり受け止めて、そういう思いをバネにしていくことも大切かと。

自分が感じていることと、いかに向き合い、どう生かしていくか。

それ次第ですね。