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気づきを生かし、こころ整理して、人生右肩上がり

頭で知っててもダメ!「知識」が邪魔をする。

自分自身を成長させたい、もっと良くなっていきたい、と思ってる方のために書いてみたいと思います。

 

通常どんな方でも「自分」の心の中のことって、無自覚で無意識に感じたり考えたりしているわけですので、自分自身がしっかりと「意識」し、どう感じているか見ていかないと、どう感じ、考えてるかも自覚はできません。

 

ともすると、何か嫌なことがあったり、嫌な感情を感じたりした時に、その目の前の相手や環境など、その事実の発端の矛先を人や環境、物などのせいにしてしまいます。

 

「客観性」というものがあるか、客観視できるかどうかが、さらに自分自身を高めていけるかどうかにかかっています。

 

コーチングを始めていただく際、一番大事なことは「人のせい」「環境のせい」など「誰かのせいにしない」ということです。

 

自分の感情は自分のもの。相手やほかの何かにどうこうされてしまう、と思ってるうちは、自分の感情をコントロールできません。

 

その大前提の上で、なんですけどね。

「知識」が邪魔をする、というお話をさせていただきます。

 

心理学や、カウンセリング、コーチングのようなものって、人様に使えるように、役立つ自分になるためには、もちろん知識として知っておくべきことはあるのですが、それだけでは、あまり人様の役には立たないのです。

 

どういうことかと言いますとね。

例えばですが、輪島塗のような伝統工芸や、組紐のような工芸品の、製作過程、工程を見聞きし、学び、知ったとしても、実際に製作してみないことには、なにがどうなのか、どう難しくて、コツはなんなのか、大事な部分はどこなのか、など、分からないわけです。

「作り方や成り立ちを知っていること」と「実際に作れること」は雲泥の差があります。

 

輪島塗の例と同様に、心や精神も「成り立ちを知っていること」と「こころを使いこなせること」は全く別物です。

だからこそ、カウンセラーやコーチは、様々な経験をし、苦しみや、悲しさ、挫折などを乗り越えて、自分自身が変化した実感をしっかり「掴んで」いることが、なにより重要となります。

 

知識があることは、ないよりはもちろん、いいですけどね・・・。

ただ、「知っているから」といって「自分はすごい」と思ったり、なにか分かった風になってしまって・・・・すごいわけでもなんでもないのに、その「知識がある」ということが優越感を持つことや謙虚さを忘れることとなってしまっては、邪魔以外のなにものでもありません。

 

福祉関係に携わってる方に、無意識レベルでありがちなのが、「優越感に浸っている」というところです。

目の前の、関わる方を、無意識に見下げ、「出来る自分」に優越感を持つのです。

もちろん、みんながみんなじゃないです。でも、少なからずそういう方もいらっしゃるような気がしてます。

そういう方には、無価値感、劣等感が見え隠れしてしまっています。

 

若い頃はわたしも無自覚に、そうだったかもしれないのです。

だから誰かを責めたいわけでも、責めるつもりも毛頭ありません。

 

実際、クライアントさんでもそうなのですが、なにか自己啓発について、本を読んだりして学んできた方や、マルチマーケティングを深くやってきた方ほど、知識が思い込みのようにこびりついてしまって、変化しづらくなってしまっていたり、成長の邪魔になったりしているんですよね。

 

わたし自身、謙虚さも、なかなか持てなかった人間なんです。

だからこそ謙虚でいる、ということがどういうことなのかが掴んでいて、謙虚でない自分が頭をもたげてきたときに「気づく」ので、モグラ叩きのようにハンマーでぴょこんと叩きます。

 

コーチであるわたしが、たまたま「コーチング」「コーチ」という職種の領域において、心の中のこと精神について学んで、自分自身の生活において感情や思考を掴んで実践して、細やかな部分において気づけるように、またはどういうことなのかを自分自身で腑に落としていて。人様にもお役に立てるように、セッションの中で実践を積んできているだけ、ですからね。

他の部分においては、クライアントさんの方がプロですし、極めていて、かなわないところももちろんあるって、そう思っています。

 

「知識」を「知識」だけで終わらせるのではなく、あなた自身の中で実際に使いこなせたときに、本当に変わってくるのだろうと思います。

 

「行動することからよくなっていく」ってそういうことですね。

 

 

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