コーチングを始めるときに、「変わりたいけど、変わりたくない」というようにおっしゃる方がいらっしゃいます。
「自分が変わる」という感覚がわからず、全く違う自分になってしまうのではないか、と心配になってしまうようなんです。
または、すごい人になるために、何かかなり頑張って高いものを目指さないといけないのではないか、と思う方もいらっしゃるようです。
実は、「自分自身が変わること」って全く違う自分になるわけでも、すごい人になるわけでも、どちらでもないんです。
「自分自身が変わる」ことって、【本来の自分らしい自分に戻る】感覚なんです。
自分に戻るだけなんです。。。
「自分らしい自分」って、どんなかと言いますと・・・
多くの方が、純粋無垢の赤ちゃんの時代から、大人になるにしたがって、「一般常識」、「思い込み」や「捉われ」、「固定観念」、または「親の教え」や「接する人たちの考え方」「地域の風習」「国の方針」など、自分の考えや本来の自分以外のものを、こころにいっぱい、入れていくんですね。
「~しなければいけない」
「そうすることがいいこと」
「それが当たり前」
「人前ではこうしなさい」
「男の子だから泣いてはダメだ」
「女の子なのだからおしとやかにしなさい」
「ふつうはこうでしょ」
などなど・・・
挙げたらきりがないくらい、人の数ほど思い込みや捉われがあるようです。
また、生まれてから育つ家庭環境は、最小単位の社会であり、生まれて初めての人間関係でもあるわけですが、どうしても封鎖的になりがちで、よその家と比べることがない限り、歪んだ家族関係であったとしても、気づくすべがありません。
傷つけられてきていたとしても、自分は虐待されていたと自覚できていない方がほとんどです。
自分自身が家庭内で辛く、きつかったとしても「自分が悪いからだ」と「親は悪くない」と思って、「仕方のないこと」と納得しようとするんですね。
【本来の自分らしい自分に戻る】ために。。。
まずは辛く苦しい、しんどい思い、愚痴、なんでも吐き出していただくことから、やっていきます。
それと同時に、その方にとって障害となる思い込み、捉われなどの考え方にきづいていただきながら、様々な考え方、、コーチ自らの経験や、ほかの方の事例など、その方が全く考えたこともなかった考えに触れていただくことで、目から鱗のように「そんな楽な考え方でもいいんだ」と思えたり、「自分はその考え方の方が合っている」と思っていただいたり。。。
すると自然と認識が変わっていって、認知の歪みが修正されていきます。
そして実際に、新しい考え方を基にして意識していただき、実生活の中で行動し、試していただいたときに、「今までよりとても楽」と思えたり「こちらの方がうまくいく」と実感できると、『ほぼ自動的に』勝手に楽で気分がよくなる方を選ぶことが出来ますね。
そうやって、玉ねぎの皮を一枚一枚剝いていくかのように・・・・
または、重くて不要な鎧を脱ぎ捨てるかのように・・・・
どんどん心が軽くなって、楽になって、それでいて、上手くいく、という、好循環に入っていきます。
服を着たい時は着ることもできるけど(自分を守る必要があるとき、社会や組織の中での自分)、、、
こころ許せる、信頼できる人たちの前では、いつも裸の自分でいられ、そして愛されて、受け入れてもらえるようになっていき、こころが自由になって行きますね。
それこそが【自分自身が変わること】です。
自分一人で気づくことは難しいです。
なぜなら「疑うこともなくそうだと信じ込んでいるから」。
それこそが『思い込み』ですから・・・
だから一人で変わることは、なかなか難しいものです。
Irieのライフコーチであるわたしが、あなたにとって良い変化を起こすお手伝いをさせていただきます。
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