あけましておめでとうございます!
本年も何卒よろしくお願いいたします。
年末年始で故郷に帰省し、ご家族、親族や昔からの知り合いに会う方は多いと思いますが、そのために心の調子が狂ってしまう方は毎年とても多いですね。
家庭環境が恵まれている方ばかりでもないですから、「親」「兄弟」「親族」という見えないしがらみに逆らえず、気持ちは乗らないのに仕方なく帰省していたり、義理の両親、家族の手前、気が向かないのに帰省して、自分の気持ちよりも相手に合わせて、しんどくなっている方は、意外と多いですね。
クライアントさんでも例年、年末年始は思い出したくもないことを思い出したり、親兄弟との確執、自分自身が気の進まない「家庭」という最小単位の社会に引き戻されることから、メンタル的な調子を崩してしまうんですね。
これを読んでくださってる方の中にも、もしかしたら同じような気持ちの方も多いのではないかな~と想像しています。
まして、今年は元日から石川が震度7という大地震に見舞われましたし、昨日は航空機事故という、年明けから気持ちが揺り動かされ、不安になってしまうような災害や事故が起こっていますから、心が不安定になってしまっている方も多いのではないかと、お察しいたしております。
なにか、日本中がお祝いムード返上で、沈静化しているように感じます。
たしかに、震災や事故に遭われた方の前でお祭り気分で浮かれていたらそれは大変失礼な話だと思いますし、お気持ちを察し、配慮して気遣うことや、わきまえて接することは人として大切なことだとは思います。
ただ、もしも、自分自身が辛くなってしまって、不安な気持ちで、気がふさぐようだったり。やる気が起きない、涙が出てしまう、など、気持ち的にしんどい場合。
「自分に起きたことではない」「自分には関係ない事」という割り切った気持ちを強く持ち、しっかり自分自身を守ってあげた方がいいですね。
親が、兄弟が、友人が、家庭的に恵まれていないとか、不幸なことにあった、大変な状況が続いている、そのようなことで、離れている自分も「幸せな気持ちでいることが申し訳ない」と思ってしまったり、「自分だけ楽しんではいけない」と思ってしまう方は多いです。
とても心優しくて、そう思える感性は素晴らしいと思うのですが、そのために自分自身が元気がなくなり、やる気もなくなり、病むような状態になってしまうのであれば、それは健全な状態ではありません。
鬱的になってしまう方の特徴として、自分自身を抑制してしまい、「人に迷惑をかけないようにしよう」とか「出すぎないようにしよう」とか「~しない」「~になってはいけない」と押さえつけてしまうんですね。
いつ、どんな時も、幸せでいていいんです。
自分自身が楽しんでいいんです。
自分が元気で、楽しくて、幸せ。
それが、基本でいいんです。
あまりにも自分以外のことで辛くなってしまったり、気力が起きなくなってしまう方は自他を分ける「境界線」というものが、弱いのかもしれません。
「~しない」「~してはいけない」と、【ナイ・ナイ思考】に知らず知らずに陥ってる方は要注意です。
自分が元気で明るい気持ちだからこそ、周りを明るく、元気に勇気づけてあげることが出来ます。
自分自身が楽しいからこそ、周りを笑顔に楽しくしてあげられます。
しっかり根を張って、太い幹を持ち、太陽の日差しをしっかり浴びている大樹だからこそ、他の木が倒れて寄りかかってきても、倒れることはありません。
休みたい人の木陰を作ってあげられ、木の実を落とし、小動物の食物も提供してあげられます。
人間も、樹木と同じことです。
あなたが、あなたらしく、楽しむこと。元気でいること。笑顔で前を向くこと。
そのことが、なにより大切です。
しんどい方は、わたしがお手伝いできます。
こころ晴れやか 自分らしさ全開で、幸せに生きよう Irie (irie-mentalsupport.com)