人間は、毎日死んで、毎日生まれていると言えます。
何故なら、細胞レベルで見ると、毎日皮膚は垢となって剥がれ、体毛は抜けます。排泄し、汗となり、自分の一部は死んでいる。流れ落ちる。
そして毎日、細胞は生まれ変わり、ミクロの世界で見れば、昨日とは違う、新しい自分となっています。
生きるとは、その繰り返し。
食べて飲んで、おしっことして出して。排便し。いいものを取り入れ、血肉となり、不要なものは排出される。
「生物と無生物のあいだ」の著者である福岡伸一先生は「生命の在り方」を【動的平衡】と名付けました。
わたしはこの【動的平衡】という言葉が好きです。
生きていく中で、一定でなく、揺らいで、自由でありながら、危うい感じもして。
さて、人は変われない、と思いますか。
わたしは、自分自身、またはクライアントさん方を拝見してくる中で、人ってほんとうに変われるものなのだな、と実感しています。
先ほど申し上げた、【動的平衡】の、拮抗した状態の、バランスを変えていくのです。
要は、少しずつ、自分自身にとって、いいことは取り入れ、自分自身にとって、マイナスなこと、不要なこと、悪影響を及ぼすものなどを、少しずつ、少しずつ、取り払っていくのです。
考え方、感じ方、過去の出来事、人間関係、身体に取り入れるもの、使う言葉、いつも行く場所。。。などなどあらゆることです。
少しずつ、ですから、大きくバランスを崩すこともありません。
捨てるのに、時間がかかることもあるかもしれませんが、ゆっくりで、いいんです。
一歩ずつ。
一歩ずつ。
変わりたければ、変われます。
最初は自分で変化を実感しにくいかもしれませんが、ある時、「あっ」と気づきます。
「わたし、変わった」って。
変わることって、怖いことでも、なんでもないんです。
楽で、楽しく、こころ軽くなって。
自分らしくなるって、本当にこころが自由で、軽やかです。
ご一緒に、人生を楽しんで、生きませんか。
こころ晴れやか 自分らしさ全開で、幸せに生きよう Irie (irie-mentalsupport.com)
わたしがお手伝いします。