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嫌いな人との付き合い方

皆さんは、嫌いな人はいますか?

嫌いな人はいない、って方も中にはいらっしゃるでしょうが、嫌いな人や苦手な方が一人や二人いる、という方の方が、多いのではないでしょうか。

 

わたしもたまに「苦手だな」とか思う方がいらっしゃったり、「この方はわたしを嫌ってるな」と思う方に対しては、やはりわたしもヒトなので、「この人嫌だな」「嫌いだわ」と思うことがありますね。

 

知り合いやクライアントさんなどで、優しくて、真面目で、いい方だと、人を「嫌い」と思ってはいけないだとか、そう思うのは失礼だとか思って、そんな自分を「ダメだ」と思ってる方も、いらっしゃいますね。

それで、自分自身が辛くなっている。

 

自分自身が感じること、思うことを、自分が否定することを何と言うか、ご存知でしょうか。

それこそが「自己否定」と言います。

いい思いを持てない自分を、ダメだ、と感じてしまう。

そんな方も、実は、結構多いですね。

道徳とか、宗教の教えなどの、弊害かな、などと、個人的には思ってしまいます。

 

誰かを「嫌い」と思うこと、嫌うことは、別に、悪いことでも、なんでもないです。

むしろ、自然なこと。自然で、人間らしいことです。

 

何故なら皆価値観は違うし、考えてることはみな違うし、自分自身を嫌ってくる方まで、好きになる理由なんて、1ミリもないです。

堂々と嫌ってください、と言いたい。

 

ただ!

ただ、ですよ、ここからが大事です。

 

この人を嫌い、と思う自分、嫌ってることを、しっかり自覚してくださいね。

「自分はこの人を嫌いだ!お前なんかでーっきらいだーーー」と自分をわかってくださいね。

 

しっかり自覚しました、そしたら、その相手には、嫌ってる素振りは、微塵も見せないようにするのです。

微塵も、なんて無理?

はい、わたしもそうかもしれないです笑 

無理な方は、「嫌い」と思う感情を見せないよう、「嫌い」な素振りをみせないようにして接するのです。

要は、演じるのです。

 

誰をどう思おうと感情は自由です。

嫌いと思ったって、全く構わないのです。

ただ、自分が嫌いと思う、その相手の方にも、人格があり、価値観があり、親があり、愛する人がいて、気分良く生きたい、幸せでいたいと思う権利を邪魔できる理由は、誰にもありはしないし、自分が嫌いと思おうと、どんな風に感じようとも、そんな相手でも人は尊重すべき、なのです。

 

感情は、無意識に駄々洩れさせたり、そのまま相手にぶつけたりしたときに、害になります。

ブーメランのように、自分自身に還ってきて、間違いなく自分も相手に嫌われますし、間違いなく、人間関係に弊害が出てきます。

 

嫌いな人、だからこそ、丁寧に、大事に、自分を律して接する必要があるのです。

 

クライアントさん方は皆さん、俳優、女優になって、嫌いな人でもうまく接することが出来るようになります。

ついでにいうと、そうやって、相手に近づいてみると、違う一面が見えて、「嫌い」という気持ちから「嫌いでもないかも?」という気持ちに、少しずつ変化し、むしろ好感をもつようにまで、なったりするのです。

 

不思議なもので、接し方を変えると、相手の反応が変わります。

自分が変わることで、相手が変わるのです。

嫌いだった方が、すごく、良い方になったりするから、面白いものです。

 

人って、人の心理って、面白いものですね。

ぜひ、体感していただきたいです。

 

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